① まず三角巾を準備します(自宅に1個準備しておくことをオススメします。)。風呂敷でもOKです。
② 三角巾の90°(青●)が、ケガをした側(今回は右)と覚えましょう。そして、このまま三角巾を服の上にのせてしまいましょう。
③ 患側(右)の肘を曲げ、肘頭が90°の頂点と一致するようにします。三角形を半分に折り畳みます。
④ 下の45°三角形(赤●)は右肩をこえて背中にいきます。
⑤ 45°三角形同士(赤●)を背中で結びます。
⑥ 肘の角度が90°になるように調整します。右肘部分の三角巾は、結んだり、輪ゴムやクリップでとめます。
また三角巾よりも首が痛くなりづらく見た目もよいアームスリングという便利グッズがあります。ギプスの固定期間は長いと2〜3ヶ月ほど続きますので、利用しても良いかもしれませんね。
下の商品は「左が成人用」、「右が子ども用」です。いずれも左右どちらも対応可能です。親指をひっかける輪っかがついているのがポイントです(=アームスリング内で腕が動かないためズレづらく、装着時の不快感が最小限です)。